SDGs ③健康と福祉について
2025年1月20日 環境問題のこと

WHOが発表した2024年版の
世界の平均寿命ランキングによると
最も平均寿命が高い国は
日本で84.5歳でした。
一方、最も平均寿命が低い国は
アフリカ南部の国レソトで51.5歳でした。
レソトのような途上国では
小さい子どもが生き延びること自体が大変な状況です。
一方これから超高齢化社会に
突入する日本では
介護や老後の福祉などに
不安を抱えている人も多いでしょう。
このように国によって
置かれている状況は違いますが
誰もが平等に保険医療や公衆衛生の
サポートを受けられる社会の実現は世界共通の課題といえます。
そのことを大々的に掲げているのが
SDGsの目標3
「すべての人に健康と福祉を」です。
具体的には
︎妊産婦や子供の死亡率削減
︎エイズ、結核、マラリアなど伝染病の根絶
︎予防や治療を通じた若年死亡率の削減
︎質の高い保険サービスへのアクセス向上
︎有害物質等の汚染による疾病や死亡件数の削減
︎そのための人材の強化
などを2030年までに行うことを目指しています。
これらの目標を達成するためには
医療・福祉分野の技術革新やインフラ整備に加え
医療や健康への知識を高める取り組みが必要不可欠です。
そしてそのために私たちにできることは
途上国で困難な状況にいる人たちへの寄付や
ワクチン開発を行う団体への寄付
そして、自分自身の健康を大切に考え
そのための知識を深めていくことです。
一人一人が食生活や運動習慣を見直し
健康的な生活を心がけていくことで
病気や死亡のリスクを減らすことができます。
また、有害化学物質や大気・水質・
土壌汚染も疾病の原因になっています。
地球環境を大切にすることは
私たちの健康を大切にすることと
同じだということも忘れずにいたいですね。