2050年のSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)を目指しソラルナオイルの開発*を加速していきますが、ガソリンの代替えエネルギーになる前にやれることがあるのではないか?という視点から原料開発をすすめています。
*J-POWERが持続可能な社会を実現するために研究開発を進めてきた微細藻類由来のオイルです。
大量生産・大量廃棄の
化粧品業界を変える
約90%が水と油で構成される化粧品
化粧品原料になるものの(水以外)100%近い原料がすべて輸入で賄われています。それはCO2を排出して運ばれてきます。
日本の化粧品市場規模は約2兆5000億円といわれており、そこに製造、企画に関わる企業が5000社以上存在します。
2000年前半の法律改正により、簡単に化粧品は製造、販売されるようになりました。
そのため、市場の需要よりも供給過多が横行しており年間約25億個の商品が製造され、新品のままの商品が約13億個廃棄されているとも言われています。
化粧品は廃棄する際は、産業廃棄物扱いになります。
容器も複雑な構造のためリサイクルされることはほとんどありません。
原料をCO2を排出して運び、CO2を排出して製造し、CO2を排出して廃棄している。
このような状況を化粧品業界は公表することもなく、黙り続けています。
そして今日も化粧品は大量に製造し続けられています。
化粧品以外も含めて国内でゴミの廃棄量は大変問題となっています。
その中でこのままの化粧品業界でいいでしょうか?
ソラルナオイルはオイル含有量が多いことから、現在、課題となっているCO2排出量の削減、環境負荷の低減に貢献できる素材になる可能性があると考えています
ソラルナオイルの活用可能性 (具体例)
次の100年に安心して
渡せる地球になるために
微細藻類を通じて貢献する
まずは原料の基礎研究をおこない、自社で化粧品を企画、製造しソラルナオイル配合のアイテムを発売していきます。
ソラルナオイル配合の製品 販売予定
はじめは数%のソラルナオイル配合になりますが、2025年以降は配合量を増やし
2030年までに、CO2削減の素材として消費財の代替え素材を提案・提供できる企業に成長させていくことで環境負荷削減に貢献できる企業になることが我々のミッションと考えています。
次の100年に安心して渡せる地球になるために微細藻類を通じて貢献する企業がサキュレアクトです。