たばこのポイ捨てと環境問題
2024年5月17日 環境問題のこと
近所のゴミ拾いをしていると
意外と多いのがタバコの吸い殻です。
Greenpeaceの記事によると
世界で消費される約6兆個のタバコの
75%にあたる4兆5千億本が
ポイ捨てされているといいます。
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ポイ捨てされたタバコは
風にのって街中の植栽の土の上や
道路脇にある側溝の中へ運ばれ
最終的には河川や海へと流れていきます。
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ポイ捨てされたタバコのフィルターには
タバコの栽培時に使われた
農薬・除草剤・殺虫剤に加え
製造時に使用された
ヒ素・ニコチン・クロム・カドミウム・鉛
などの残留物が含まれており
それらはポイ捨てされることによって
自然界へ溶け出してしまいます。
そしてその中には
「公衆衛生上重大な懸念がある10の科学物質」
であるヒ素・カドミウム・鉛が含まれていることも
見過ごせません。
🚬
さらにほとんどのタバコのフィルターには
プラスチックが使われているため
ポイ捨てされたタバコのゴミは
最終的には海へと流れつき
マイクロプラスチックの原因にもなっています。
🚬
繁華街を歩けば
そこかしこに捨てられている
タバコの吸い殻。
その小さなゴミが
私たちの健康や地球環境への
大きな被害に繋がっていることを
忘れないでください🌎