530への道 ニュージーランド廃棄物規制
2024年7月29日 環境問題のこと
最近は日本でも
エコバックの使用が定着しつつありますが
買い物時に気になるのが
レジの方が入れてくれる
あの薄い透明ビニール袋ではないでしょうか。
ニュージーランドでは
世界に先駆けて
あの薄いビニール袋を禁止しています。
今回は、そんなニュージーランドが取り組んでいる
ゴミを最小化するための規制について
ご紹介したいと思います。
ニュージーランドといえば
エコな国というイメージが強いですが
実は一人当たりのプラごみ排出量は1日あたり159g。
世界でも多くのプラごみを排出している国の一つでもあります。
そんな中、政府が打ち出したのが
ゴミを最小化するための規制
Waste minimization regulations
(廃棄物最小化規制)です。
この規制は2025年までに段階的に
実施していくことが発表されており
現在は第2弾まで実施されています。
ちなみに、第1弾で規制された製品は…
︎プラスチック製のマドラー
︎持ち手がプラスチック製の綿棒
︎分解促進剤添加プラスチック
︎一部のPVC製食品トレー・容器
︎ポリスチレン製の持ち帰り用食品・飲料パッケージ
︎発泡スチロール製食品・飲料用パッケージ
さらに、第2弾で規制されたのは…
スーパー等の透明ビニール袋
︎ストロー
︎フードコートで使われているような皿やカトラリー︎
︎商品に貼り付けているようなラベル
となっています。
そして、2025年7月には第3弾が発表される予定です。
ニュージーランドが先陣を切って
規制したあの透明ビニール袋が
今後各国で規制されていく日も
そう遠くはないのかもしれません。
その日が来るまでは
引き続きレジ前で
“REFUSE”し続けていきましょう