化粧品の「無添加」という言葉を再確認しよう!
2024年11月7日 私たちにできること
「無添加コスメ」は本当に安心・安全?
無添加化粧品というときの「無添加」とは
特定の添加物が入っていないことを意味します。
その特定添加物とは以下を指すことが多いです。
【化粧品の特定成分】
石油系合成界面活性剤
防腐剤(パラベン)
合成香料
合成着色料
鉱物油
旧表示指定成分
旧表示指定成分とは
厚生労働省がたくさんある添加物の中から
特に有害な成分として指定した
102の添加物のことです。
そして日本には「無添加化粧品」というときの
「無添加」に明確な定義がありません。
そのため特定成分をすべて排除した化粧品も
一部しか排除していない化粧品も
同じように「無添加化粧品」と謳うことができます。
また仮に、上に挙げた特定添加物を
すべて無添加としても
腐敗を防ぐための成分は
すべての化粧品に配合されています。
つまり完全な無添加化粧品は存在しないということです。
現在、市販されている化粧品には
すべての成分表示が義務付けられています。
「無添加コスメ」「〇〇無添加」
などの広告に惑わされず
購入時には必ず成分表示を
チェックする習慣をつけましょう。
特定添加物の旧表示指定成分については
一般社団法人日本オーガニックコスメ協会さんが
一覧表にしてくれているページがわかりやすいです。
「102の旧表示指定成分一覧表」
https://joca.jp/?page_id=448
気になる方は、こちらも参考にしてください。