Column

あなたが食べているお肉にはどんな背景があるのか想像してみよう

2024年12月16日 私たちにできること

いつもいただいているお肉が
どのように飼育されているか

考えたことはありますか?

実は、日本の畜産業では
想像を絶する環境下で
動物たちに過剰なストレスを強いて
育てられていることがほとんどです。

ワイヤーでできた金網の中に鶏を入れ
それを積み重ねて飼育する【バタリーケージ】や

妊娠した母豚を115日間に及ぶ妊娠期間中

横を向くこともできない
狭いケージにいれておく【妊娠ストール】。

よりキレイな卵を産ませるために

採卵鶏に2週間もの
断食を強いる【強制換羽】など

日本の畜産業では
諸外国で禁止されている飼育方法が

いまだに行われているのが現状です。

そこで重要となるのが

動物が生まれてから死ぬまでの間

ストレスの少ない健康的な暮らしが

できるよう飼育することを目的とした

アニマルウェルフェアの考え方です。
アニマルウェルフェアでは

5つの自由を提唱しています。

1.空腹と渇きからの自由

2.不快からの自由

3.痛み・損傷・疾病からの自由

4.恐怖と苦悩からの自由

5.正常行動発現の自由

どれもすべての動物が
あたり前に享受すべき権利だと思います。

日本の畜産業で
アニマルウェルフェアの配慮が進んでいないのは
技術的な遅れや法整備がないことなど
様々な理由が挙げられますが
日本の消費者がそのことに
無関心であることも理由の一つといわれています。

なかなか表に出てこない情報なので

気づかずに食べているという人が
ほとんどかもしれません。

まずは、私たちが普段いただいているお肉が
どのように作られているのかを知り

アニマルウェルフェアについて考え

声をあげていくことが大切です

この問題につて興味がある方はアニマルライツセンターをご覧ください。

人間の欲望のために、悲しい想いをしている動物が存在することを知っていただきたいです。