アニマルウェルフェア:採卵鶏さんについて
2025年5月26日 私たちにできること

ケージフリーで育った鶏が産んだ卵には
「平飼いたまご」と表示されていますが
一般的なスーパーで販売されている卵は
大半がケージ飼育された鶏が産んだ卵です。
畜産における卵を産む雌鶏(採卵鶏)は
1年半〜2年ほどで屠殺されます。
しかも屠殺場に向かう頃には
心も体もボロボロの状態なのだそうです。
というのも飼育場は金網でできた
わずか20cm四方の檻のような場所で
身動きが取れず、ただ卵を産むだけの日々です。
野生の鶏は年に約10個の卵を産みますが
畜産用に育種改変された採卵鶏は
狭いケージに閉じ込められた状態で
年に約300個もの卵を産んでおり
まさに産むためだけに生まれてきた
道具のように扱われています。
また、卵の質をあげるため絶食させ
強制的に羽を抜けかわらせる強制換羽や
狭いケージの中で鶏同士のつつき合いを防ぐために
嘴の先端を切断するデビークなどが
行われることもあります。
スーパーに並んでいる卵の裏側には
このような虐待の現実があることを知り
私たちにできることを一緒に考えていきましょう。
NPO法人アニマルライツセンターが発信するWEB
HOPE for ANIMALSではより詳しく
畜産の現状やアニマルウェルフェアについての
情報が掲載されています。
https://www.hopeforanimals.org/
私たちにできるアクションやイベント
キャンペーンなども紹介されていますので
ぜひ、アクセスしてみてください!