SDGs ⑫つくる責任 使う責任
2025年6月24日 環境問題のこと

私たちは、過剰な生産・消費・廃棄活動によって
限りある地球の資源を、日々使い続けています。
たとえばスーパーの食品売り場では
毎日のように大量の売れ残りが廃棄されています。
飲食店では使い捨てのおしぼり、ストロー
カップ、カトラリーなどが提供され
それを当たりまえのように受け取っています。
一方で、ゴミの最終処分場は
23.5年後には満杯になるかもしれない
といわれており、限界を迎えた後の解決策は
まだ誰も見つけられていません。
しかも、ゴミの焼却には
有毒なダイオキシンの発生や
大量のCO2排出が伴い
温暖化や環境破壊の原因の一つになっています。
SDGs目標12 「つくる責任 使う責任」は
現状の大量生産・大量消費・大量廃棄
の経済から脱却し、生産と消費を
より持続可能なものにすることを目指しています。
そのために私たちができることは
3R(リデュース・リユース・リサイクル)の徹底や
必要なものを必要な分だけ買うこと
環境に配慮した商品や企業を選んで買うこと
などが挙げられます。
また、つくる側にいる人は
省資源で高品質なものづくりのための体制を整えたり
廃棄や汚染をできる限り減らすことを前提とした
ものづくりを実践していくことが大切です。