Column

8月8日はリユースの日

2025年8月8日 私たちにできること

それにちなんで、今回は

企業のさまざまなリユースの取り組みをご紹介します。

まず一つ目が衣類のリユースです。

近年、コーチやアニエス・べー、A.P.C、パタゴニア

三陽商会、アーバンリサーチ、無印良品など

様々なブランドやメーカーが

衣類のリユースに取り組みはじめています。

自社ブランドの衣類を回収し

クリーニングやリペアを施した上で

ヴィンテージ品としてそのまま再販するという試みです。

誰かの想いや歴史が込められた服は

古着ならではの味わいも加わり

それだけで魅力的ですし

人から人へと受け継がれながら永く愛用してもらうことで

モノの寿命を伸ばすことにもつながります。

2つ目にご紹介するのが

パタゴニアが直営店で行っている

エコバックシェアリングサービスです。

パタゴニアさんでは、2020年から

ショッパーの提供・販売を廃止していますが

それと同時に家庭に眠っているエコバックを

回収し、マイバックを忘れてしまった人が

無料で使えるようにするサービスをはじめています。

「エコバックって、本当にエコなの?」

と思ってしまうくらい

いろんなところでもらったり、販売したりしていますよね。

そういうふうに持て余しているエコバックが

必要としている人の手に渡り

それがまた循環していくというよい流れがうまれています。

そもそも、日本は過剰包装の国。

一枚服を買っただけで、不織布で包んで

立派な紙袋に入れてくれますが

家に帰ればそれはすぐにゴミになってしまいます…。

パタゴニアさんのような取り組みが

いろんなお店で広まっていくといいですね。

そして、最後にご紹介するのが無印良品の

収納用品回収サービスです。

無印良品さんでは、2023年から

自社のプラスチック収納用品を回収し

リサイクルする取り組みをはじめていますが

2024年からは、基準をクリアした製品を

検品・クリーニング後、一部の店舗で

中古品として再販する取り組みもはじまりました。

自治体の粗大ゴミに出す前に

ぜひ、無印良品さんの製品は回収店舗に持参してください。

いろんな収納用品が対象になっているので

公式サイトでチェックしてみてくださいね。

リユースは、廃棄量を減らすだけでなく

資源の節約、CO2排出削減にもつながります。

普段の生活の中でも

ものを大切に、永く使うことを心がけてみてください。