Column

台湾のゴミ事情

2026年2月27日 私たちにできること

台湾のゴミの捨て方は

日本人からすると独特に感じられるかもしれません。

 

日本では、朝にゴミ収集車が

各エリアに集まったゴミを回収してくれますが

台湾の収集車が稼働するのは夕方〜夜。

しかもゴミステーションはほとんどなく

住民が 決められた時間・場所へゴミを持参し

直接、収集車に手渡すというスタイルです。

 

そのため、収集車のメロディ(「エリーゼのために」など)

が聞こえてくると、住民たちは一斉に外へ出て

ゴミ捨てに向かうのが日常の光景なのだそうです。

 

また、日本では「燃えるゴミ」「資源ゴミ」などの

種類ごとに回収曜日が決まっていますが

台湾では 週5日(ほぼ毎日!)一般ゴミも資源ゴミも回収されます。

 

さらに、生ごみも資源として扱われ

専用のポリバケツに 自分で投入する方式が一般的です。

地域によっては「飼料用」と「堆肥用」に分けて出すところもあります。

 

台湾の首都「台北市」では、2000年に

「リサイクルできないゴミは専用袋を購入して出す」制度が導入され

住民の節約意識と相まってリサイクルが一気に進み

大幅なゴミ減量に成功しました。

 

一方、日本ではゴミの埋立地がひっ迫しており

「どうゴミを減らすか」はこれからの避けられない社会課題となっています。

 

生ごみに関しては、一部の自治体や家庭での

自主的な堆肥化の取り組みがあるものの

いまだに多くは「燃やすゴミ」として処理されています。

 

台湾のように、暮らしの仕組みそのものを変える取り組みは

ゴミを減らすための有効な方法のひとつです。

日本でも、無理なく続けられる仕組みづくりが

進んでいくよう、お住まいの自治体に声をあげていきましょう。