Column

買い物で出来る環境貢献。消費期限を気にして手前から買いましょう。

2023年7月25日 私たちにできること

■フードロス削減に協力しよう!

わたしたち消費者には耳慣れない言葉ですが、食品業界にはメーカーや卸売業者が小売店に納品するまでの期限を定めた「3分の1ルール」という慣習があります。

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🔷3分の1ルールとは🔷

製造業者や卸売業者は、賞味期限の3分の1の期間までに小売業者に納品しなければいけないという日本固有の商習慣のこと。

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本来は食べられるのに捨てられてしまう食品=フードロスは021年の推計で飲食店も含めて2279万トン。

驚くべき量のまだ食べられる食品が捨てられていという現実があります。

その中には3分の1ルールによって、納品期限が切れてしまったからという理由だけで捨てられてしまう食品も含まれています。

その問題解決のために、ここ数年で大手コンビニ・スーパーで3分の1ルールを2分の1に見直すケースが増えています。

今後「2分の1ルール」が新しい標準的な商慣習として定着すれば、食べ物が捨てられるという悲しい現実を少しでも減らすことができるだけでなく、サプライチェーンの源流であるメーカーコストが削減されることで、ゆくゆくはわたしたち消費者のお財布にも還元されることになります。

世界には飢餓で命を落とす人がたくさんいる一方で、日本では多くの食べ物が捨てられているという現実を重く受け止め、日常生活の中でもフードロス削減を意識していきましょう。

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【私たちにできること】

・買い物の際、すぐに食べるものは手前から選ぶ「手前どり」を推進することで賞味期限切れで廃棄されてしまう商品を減らすことができます。

・フードロス対策に取り組んでいるコンビニやスーパーを応援することも、業界全体の意識向上につながります。

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できることから取り組んでいきましょう🌱