気候変動に伴う損失と被害
2023年10月29日 環境問題のこと
私たちは地球という一つの大きなホームに住んでいます。
昨今、気候変動の影響で干ばつや洪水、豪雨や竜巻などの災害が世界中で起きています。
中には温暖化による海面上昇の影響で土地を失い、移動を余儀なくされた人々もいます。
このような気候変動を原因とする被害はアジア、アフリカ、南アメリカの開発途上国が被ることが多く
金銭的に裕福ではないため回復できない状況にいるのが現状です。
そのため原因を多く作った国(CO2を多く排出している国)が
気候変動による「損失と被害」を受けた国々への
支援を行うべきだという声は長らく語られてきましたが
2022年のCOP27においてついにロス&ダメージ基金設立への
合意形成が得られ、事態は一歩前進しました。
しかし、その具体的な内容までは
今年のCOP28に持ち越された形になっています。
2023年のCOP28は11/30~12/12UAEにて開催が予定されており
今後ロス&ダメージ基金についてどのような進展があるか注目が集まっています。