オーガニック・有機・無農薬の違いとは?
2024年1月12日 私たちにできること
オーガニックや有機・無農薬と聴くと
なんとなくよいイメージがあるけど
違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。
実はオーガニックと有機は同じ意味です。
その定義は
・有機肥料を使っている
・化学的な肥料・農薬を使用しない
・遺伝子組み換え技術を利用しない
・生産時の環境負荷を低減する
・認証機関に認証されている(日本は有機JAS)
などがあります。
次に無農薬ですが、
無農薬〇〇という表現は、農薬を
一切使用していないと勘違いさせてしまう
恐れがあるため現在は禁止されており
正しくは「特別栽培〇〇」といいます。
特別栽培農作物の定義は、
・化学肥料や化学農薬の使用を控えている
ということです。
実際どの程度控えているかですが、
農林水産省のホームページには
「生産された地域の慣行レベルに比べて
節減対象農薬の使用回数が50%以下、
化学肥料の窒素成分量が50%以下」
と定義づけられています。
化学肥料や農薬を大々的に使用する農業は
大量に安く生産することができる反面生産時の温室効果ガス排出や
使用時の環境流出による汚染などの問題から持続可能とはいえないという指摘があります。
体への安全性が高く環境にも優しい農作物を選ぶことは
これからの時代、とても大切なこと
ぜひ、オーガニック(有機)食材や特別栽培農産物を選ぶという選択肢を
取り入れてみてください。