おもちゃのリユースってどうしてる?
2025年12月17日 私たちにできること

子どものおもちゃは、対象年齢をすぎると
使わなくなってしまうものも多いですよね。
でもその大半は「まだ使えるおもちゃ」。
そこで今回は
子どもの成長とともに手放さなくてはいけなくなった
おもちゃたちのリユース・リサイクル先をご紹介します。
メルカリやジモティなどのフリマアプリを通じて
売ったり譲ったり
リサイクルショップに持っていったりする以外に
✔️回収BOXに持っていく
✔️寄付をする
という方法も、ぜひ検討してみてください。
①回収ボックスに持っていく
「R-LOOP」や「PASSTO」は、洋服だけでなく
おもちゃも回収対象になっています。
どちらも、回収した商品を国内外で再流通という形でリユースし
リユースできないものはリサイクルパートナーを通じて
リサイクルを行うというシステムです。
R-LOOPでは、パーツの欠けたおもちゃも回収し
リサイクルにまわしてくれるので
捨てずにぜひ持っていってください。
また、回収場所が遠い方や
忙しくて持参するのが難しい方には
宅配PASSTOという方法もあります。
北海道・沖縄・離島を除く国内全域を対象に
無料で回収に来てくれるサービスで
終了時期は未定となっていますが
期間限定の可能性が高いのでお早めに!
ただし、回収には「必須アイテム」を
一箱につき1個入れるなどの条件があるので
ルールをよく確認して送りましょう。
②寄付をする
NPO法人 国際子供友好協会や
KIFUSURU(NPO法人子ども支援センター)などの団体では
不要になったおもちゃや衣類などの寄付を受付けています。
寄付者から送られた不要品は
発展途上国や国内の必要としている方に無償配布され
リユースできないものは資源としてリサイクルされています。
(⚠️送料は寄付者負担、KIFUSURUは地域によっては無料回収を行なっています。)
ほかにも、寄付品を現地で販売し
売り上げをワクチンに変える仕組みもあります。
一般社団法人リボーンプロジェクトでは
寄付された不用品をカンボジア・フィリピンにて再販し
その売り上げを
認定NPO法人「世界の子供にワクチンを 日本委員会」へ
寄付する形でワクチン提供を行っています。
今回ご紹介した回収先は、いずれもおもちゃに限らず
衣類や雑貨、日用品なども対象としていますが
受け入れ先のニーズにあったものを送るためにも
必ず事前に公式サイトで
回収対象となる品目や条件を確認して送るようにしましょう。
「これって回収してもらえるかな?」と迷うアイテムは
問い合わせてみることもオススメです。
年末にかけては、クリスマスやお正月などで
新しいおもちゃを手にする機会が増える季節。
その分、遊ばなくなったおもちゃを
手放すタイミングでもあります。
ぜひ「今までありがとう」の気持ちを込めて
リユースや寄付を検討してみてください。