ごみ処理施設にも寿命があることを知ってほしい
2024年12月6日 私たちにできること
私たちが毎日捨てるゴミ。
ゴミ収集車で回収された後は
どうなるのでしょうか。
燃えるゴミは焼却され
灰にしてから最終処分場へ
不燃ごみは危険物などを取り除いた後
粉砕し、リサイクルできない素材だけ
最終処分場(埋立地)へと運ばれます。
しかしこの最終処分場は
無限にゴミを埋め立てられるわけではありません。
2023年の環境省が
発表したデータによると
最終処分場の残余年数は
首都圏で30.1年
近畿圏で19.6年
しかも最終処分場の新設は
土地の確保や周辺住民の理解
有害物質などによる
環境汚染問題などがあり
現状難しいとされています。
年々リサイクル技術の向上や
法整備によってゴミの排出量は減り
最終処分場の残余年数の減り幅も
ゆっくりにはなっていますが
埋立地は無限ではありません。
私たちにできることは
できる限り
リデュース
リユースを徹底しゴミを出さないようにすること。
そして、ゴミを出すときには
きちんとリサイクルできるよう
分別を徹底することです。
小さなことでもみんなで行うことで
最終処分場の延命につながります。
ぜひ、できることから
はじめていきましょう。