オランダのリペアカフェについて
2025年3月17日 私たちにできること

リペアカフェとは
壊れたモノをリペアしたり
修理のための技術を共有できるコミュニティのことです。
修理器具があり
修理を助けてくれるボランティアがいる中
壊れた家具や家電、衣服などを
もち寄って集まれる場所でもあります。
このムーブメントは
2009年にオランダから始まり
今では世界中に2,000以上のコミュニティが
存在するといわれています。
「たくさんつくって壊れたら捨てる」
という大量生産・大量廃棄の経済が
すでに限界を迎え
資源や素材を長期的に保全・維持し
廃棄を最小限に抑える
サーキュラーエコノミーを推進していこうという中
多くの人が「どうやって直せばいいかわからない」
という問題を抱えているのではないでしょうか。
その方法を教えてもらったり
自分で習得したりする場所が
リペアカフェという存在なのです。
モノをリペアするという行為は
モノの寿命をのばすだけでなく
修理技術を身につけ
「どうやって直すか」を考える
メンタリティも育んでくれます。
また欧州ではリペアカフェの存在が
新たな雇用の創出や
人々の居場所づくりにも
つながっているのだといいます。
モノを修理するだけでなく
私たちのマインドにも変革を起こしてくれる
リペアカフェの存在が
日本でももっと広がっていくといいですね。