コーヒー粕どうしてる?
2023年11月30日 私たちにできること
日本は、アメリカ・ブラジル・ドイツに次いで
世界第4位のコーヒー消費大国
「朝はコーヒーがないとはじまらない」
という人も多いのでは?
全日本コーヒー協会の調査によると
日本の2022年のコーヒー消費量は、
432,875トン
つまり
同量のコーヒー粕もゴミとして出ているということになります。
そのまま廃棄してしまえばゴミになりますが
日本では清涼飲料水工場で発生したコーヒー粕を
農業に有効活用している事例もありますが。
コーヒーは99%が有機物。
また備長炭と同じ多孔質の構造でニオイ成分を吸収してくれます。
なんと備長炭の5倍にものぼる
消臭効果があり
捨てるにはもったいない存在なのです
そこで今回は生活に役立つコーヒー粕の活用法を4つご紹介します。
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①玄関の消臭に
乾かしたコーヒー粕を蓋のない容器に入れて
玄関などニオイいの気になる場所に置いておくだけで
消臭効果が期待できます。
②タッパーなどの容器の消臭
カレーや漬物などニオイのきつい
食材が入っていたタッパーや瓶。
いつまでもニオイが取れない時は
乾燥したコーヒー粕を入れて
しばらく置いておきましょう。
消臭効果もあり、コーヒー粕の保存にもなって一石二鳥です
③コンポストに
コンポストに入れる前の生ごみにコーヒー粕を入れておくと
消臭だけでなく防虫効果も期待できます。
④ガーデニングに
コーヒーには植物の成長を抑制する効果があるため
雑草の生えやすい土には
乾いたコーヒー粕を撒くことで
市販の除草剤の代わりになります。
雑草が生えてきたら、一度抜き取ってから
その場所にコーヒー粕を撒いてください。
ただしバジルなどのハーブ類が植えてある土に巻くと枯れてしまうことがあるので注意。
また香りを損なってしまう可能性があるので花の近くに撒くのも避けましょう
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最近では、オランダのベンチャー企業が廃棄されるコーヒー粕を再利用した
きのこ栽培キットを開発したり、日本でもコーヒー粕をプラスチック包装の代わりにする研究も進んでいるようです。
捨てるのはもったいないほどさまざまな活用法が期待できるコーヒー粕。
ぜひ、捨てずに活用してみてくださいね~