パリに学ぶ、食品ロス対策
2024年7月12日 私たちにできること
フランスは、2025年までに
「食品廃棄物を50%削減する」
という目標を掲げています。
そんなフランスが取り組む食品ロス対策は多岐に及びます。
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たとえば、2016年には
レストランの食べ残し対策用に
店側に持ち帰り用の専用容器の常備を
義務化する「ドギーバック法」 を施行したり
また、世界でもいち早く
スーパーの食品廃棄を禁止する動きも見られました。
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さらに2023年12月31日からは
すべての国民に生ゴミの堆肥化を義務付ける など
家庭内での食品ロス対策にも力を入れています。
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そもそもフランスにはマルシェや
量り売りのお店も多く
必要なものを必要な分だけ買う文化が
根付いているところも学ぶべきところ。
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そんなフランスでコロナ禍に急速に普及したのが
食品ロスのあるお店を検索できて
アプリ内で決済後、好きな時間に取りに行ける
フードレスキューアプリ
Too Good To Goです。
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を
ものによっては1/3程度の値段で
購入することができ食品ロスの削減にも貢献できるとして
コロナ禍に急激に普及しました。
日本ではこれに似た「TABETE」という
フードロス削減アプリがあるので
そちらも使ってみてくださいね。
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また、特筆すべきなのは
パリで「La cantine du 18」という
レストランを経営する女性がはじめた
「みんなの冷蔵庫 」という活動です。
この冷蔵庫は誰もが自由に
家庭、商店、レストランなどで
余った食品を持ち込むことができる
というもので
冷蔵庫の中には
卵や牛乳、サンドイッチやパスタなどの料理が
一目でわかるように陳列されています。
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2017年に「La cantine du 18」の
店前で始まったこの活動は
2019年にパリ市が協力を申し出たことにより
今では、フランス全土70ヶ所以上に
広まっているのだそうです。
また、この冷蔵庫は食品ロスの削減だけでなく
貧困問題や地域のつながりを強めることにも
役立っています。
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一人の女性のアイデアが
社会問題解決の一歩につながったことにも
エンパワーされるフランス パリ発の取り組みでした🌱