Column

パリオリンピック

2024年7月26日 私たちにできること

近年のオリンピックで大きなテーマとなっているのが
脱炭素などの気候変動対策です。

7月26日から開催されるパリオリンピックでは
使い捨てプラスチックの使用を初めて禁止するなど
サステイナブルなオリンピックにするための
工夫が随所に施されています。

またパリ協定に沿うため

「CO2排出量を2012年開催の
ロンドンオリンピックの半分にする」

という目標を掲げ
実践に向けてさまざまな準備が進められてきました。

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具体的には

✔️100%再生可能エネルギーを使用
✔️すべての活動における低炭素化の実施
✔️廃棄物ゼロ
✔️持続可能なケータリング計画
✔️観客の100%が公共交通機関・
自転車・徒歩で会場への移動を目指す
✔️「カーボンフットプリント計算機」を
作成し関係者に提供
✔️カーボンフットプリント削減を助けるアプリ
『Climate Coach』を開発

など

直接的な二酸化炭素排出源だけでなく
大会に関連するすべての排出源を
対象にしているところも注目したいポイントです。

🌏

パリのイダルゴ市長はオリンピック誘致の段階から
「環境に優しい大会にするか
そもそもパリでは開催しないか」
の2択を宣言していました。

パリオリンピック・パラリンピックは
次世代のオリンピックのモデルとなる
新しい取り組みがたくさん行われているので
競技の内容やメダルの数はもちろんですが
大会としての在り方や
気候変動に対する姿勢にも
ぜひ、注目してみてください。