Column

保冷剤の活用方法

2025年8月1日 私たちにできること

ケーキや生鮮食品を買うとついてくる保冷剤。

夏はもらう頻度が多くなりますよね。

そんな保冷剤の多くは

使い捨てられるか

冷凍庫の肥やしになっているのが現状です…。

企業は保冷剤をくれはするけど

回収はしてくれません。

残念ながら無印良品さんの保冷剤回収サービスも

2023年に終了してしまいましたね…。

保冷剤を捨てる場合は

中身を出さずに可燃ごみに出すのが一般的ですが

熱射病対策に保冷剤を持ち歩いたり

捨てずにリユースすることも検討してみてください。

そのままリユースするのが一番ですが

たまりにたまってしまった保冷剤は

中身だけでも活用してみませんか。

実は、保冷剤の中身の99%は水でできています。

そのため、鉢植えの土に中身のジェルを広げておくことで

植物の保水に役立てることができるんです。

この方法を活用すれば

旅行で水やりができない時でも

ある程度の水分を保つことができますよ。

また、保冷剤とアロマオイルで

芳香剤を作ることもできるんです。

作り方は簡単。

空き瓶に保冷剤の中身のジェルをうつして

お好きなアロマオイルを数滴たらして混ぜるだけです。

瓶に飾り付けをしたり

中に貝殻やビー玉を入れたり

ジェルに色付けをしたりして

自分だけの芳香剤を作ってみてください。

ちなみに、保冷剤の中には「消臭剤としても使えます」

と書かれているものもあり

そちらを使えば消臭効果も期待できます。

このように中身を活用することで

可燃ごみとして出す場合も

水分が減りゴミ処理場の負担軽減につながります。

 

■だんだんジェルが蒸発してきます。

ジェルやアロマオイルを追加して長く使えますが、稀に液体になってしまう場合もあります。もし中身を捨てる場合は排水口に流さずビニール等に入れて可燃ごみとして捨てましょう。

■中身のジェルに有害物質は含まれていませんが高吸水性ポリマーが体内の水分を吸収する恐れがあるため小さなお子さんの誤飲には充分ご注意ください。