Column

環境に優しいキャンプ

2023年8月29日 私たちにできること

キャンプシーズン真っ只中

これから海や山でキャンプを楽しむ予定の方は、ぜひ ”エコなキャンプ”を実践してみてください。

エコキャンプで気をつけたいポイントは

︎火の扱い

︎ゴミの扱い

︎洗剤

の3つです。

  

<火の使い方>

︎直火はせず焚き火台を使う

直火は知らず知らずに木の根を焼いてしまっていたり、植物を傷つけてしまうことがあります。また根を焼かれた木が後に倒木するおそれもあり命に関わる問題です。

焚き火は草木から離れた場所でする

火の粉が周りの植物に燃え移ってしまい、植物を傷つける可能性があります。

︎焚き火後の炭や灰は大地に残さず所定の場所へ

墨や灰は生分解されないため、土に放置するとずっと残り続け土壌や河川の汚染に繋がってしまいます。

<ゴミ>

︎ゴミは持ち帰るか所定のゴミ箱へ

キャンプ場で放置されたゴミは、やがて風に乗って海に流れ海洋汚染につながります。また生ゴミの匂いに引き寄せられクマなどの野生動物を引き寄せてしまう心配もあります。

︎なるべく使い捨て容器は使わない

コップやお皿などは、リユース品を使ってなるべくゴミを出さないキャンプを心がけましょう。

<洗剤>

︎洗剤は環境負荷の低いものを選ぶ

食事はキャンプの楽しみの一つ。食器洗いで洗剤を使うことも多いと思います。化学洗剤は河川や土壌へのダメージが大きいため、重曹やクエン酸、ホタテパウダーなどエコな洗剤を持参しましょう。

油汚れに強い重曹を水に溶かした重曹水は、キャンプのお皿や鍋を洗うのにもピッタリですよ

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<重曹水の作り方>

水 200mlに重曹 小さじ2をスプレーボトルなどに入れて混ぜる。

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自然の恩恵に預かるキャンプだからこそ、自然に負担をかけることなく過ごしたいですね。

ここ数年のキャンプ人気の高まりでキャンプ人口は増加傾向にあります。

多くの人がマナーを守ったキャンプを心がけることで、大切な自然は守られていきます。