デニムの環境問題について
2024年5月14日 環境問題のこと
年間製造数50億本とも言われ
今や誰もが一着は持っているジーンズは
残念ながら環境には優しくないようです…
|大量の水資源を消費|
理由の一つは製造過程で使われる水の量💧
ジーンズ一本分の綿花を生産するのに必要な量は
10,000リットル👀❗️
一人暮らしの人が一日に使用する
水の量=約248ℓという試算に基づけば
ジーンズ一本で一人の人が約40日間生活できる
水を消費していることになります。
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|殺虫剤・合成染料による環境汚染|
また綿花の栽培には大量の殺虫剤が使われています。
さらにジーンズの染色や洗浄にも有害物質が使われており
地域によっては直接河川に流され深刻な水質汚染につながっています。
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|マイクロファイバー問題|
そしてジーンズの洗濯時に排出されるマイクロファイバーは
すべての繊維の中で最も多いことがわかっており
その量は、フリースジャケット洗濯時の約10倍とも言われています。
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ジーンズに限らず
今や繊維産業が排出するCO2量は
石油産業に次いで第2位。
世界の温室効果ガスの8~10%を生み出しています。
つまりこのような生産過程を見直すことは
業界全体に求められていることでもあります。
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そして、私たち消費者にできることは
原料調達から販売までのプロセスを知り
よりサステイナブルな商品を選んで購入すること。
最近は、オーガニックコットンや
エコな染料を用い、洗浄時の薬剤を軽減したブランドや
製造時の水を濾過し、100%リユースしているブランドなども出てきています。
買い替えが必要になった時には
よりサステイナブルな選択をしていきたいですね🌱