Column

将来、「春は桜」ではなくなるかもしれない・・・

2024年4月9日 環境問題のこと

春といえば桜。

温暖化で年々開花の時期が早まっているな…

と感じている人も多いと思いますが

実はこのままいくと

将来は桜の咲かない春が

訪れることになるかもしれないとも言われています。

🌸

【桜が咲くメカニズム】

サクラは前年の夏頃に翌年咲く花芽が作られ

気温が下がると休眠に入り

真冬の寒さで休眠から覚め(休眠打破)

気温が上昇して開花に至ります。

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つまり冬の寒さは桜が休眠から覚めるために

欠かせないものですが

気温が暖かくなるまでの期間が短かいと

開花時期が早まったり

暖冬になると

反対に開花が遅れたりする現象が見られます。

またこの状態が続くと100年後には

九州や四国、東海地方の一部の地域では

桜が咲かない、

または咲いても満開にならずに

散ってしまうという予測も発表されています。

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日本の四季が育んできた美しい風景を

100年先の未来に残していくためにも

一人ひとりが温暖化について考え

行動し続けることが大切です🌱