Column

海は地球のもう一つの肺

2026年2月12日 環境問題のこと

海は、”地球の肺”とも言われる重要な役割を果たしています。

人間の活動で排出されたC02の 約30%を吸収し

気候変動の進行を遅らせてきました。

その仕組みは大きく2つあります。

  1. 物理ポンプ:冷たい海水がCO2を溶かし深海へ運ぶ
  2. 生物ポンプ:植物プランクトンが光合成でCO2を吸収し、食物連鎖によって死骸や糞となり深海へ運ばれる

海には、このようにCO2を表層から深海へと輸送・貯留する2つのメカニズムが働いています。

でも今、私たちの人間活動によって

その海が悲鳴をあげています。

【温暖化による海水温の上昇】

CO₂は冷たい水ほどよく溶けるため

海が温まると吸収できる量が減少してしまいます。

【海洋酸性化の進行】

海に吸収されたCO₂は炭酸となり、水素イオンを増加させます。

大量のCO2を吸収することで海のpHが酸性に傾いてしまい

その結果、サンゴや貝が殻や骨格を作りにくくなってしまいます。

さらに、このような生態系の変化は

海の炭素吸収能力そのものを弱体化させてしまうのです。

これまで、私たちの暮らしは、見えないところで

海がもたらす恩恵に支えられてきました。

未来の世代にその恩恵を受け継いでいくためにも

一人ひとりがCO2を減らす行動を心がけていくことが大切です。

海を知ることは、地球を守る第一歩です。

今日からできることをはじめていきましょう。