11月19日は「世界トイレの日」です
2024年11月19日 環境問題のこと
トイレがある生活は
あたり前と思っていませんか?
実は世界には3人に1人が
トイレのない生活をしています。
その数、約15億人
そのうち4億1900万人もの人が
屋外での排泄を余儀なくされています。
排泄物には病害菌が含まれています。
それらは、人の手やハエなどを介して
広がっていきます。
トイレや水環境の整っていない国々では
下痢性疾患で命を落とす子どもが
1日あたり1300人もいるそうです。
もしトイレがあれば
何人もの命を救えるかもしれません。
また、安全で衛生的なトイレがないことは
思春期の女児の出席率低下や中退の原因にもなっています。
また女性にとっては暴行や性被害にあうリスクも伴います。
清潔な環境で安心して排泄する権利は
誰もが持つべき権利です。
先進国に住んでいると
想像すらしたことがない
トイレのない生活。
「世界トイレの日」の今日
同じ空の下で今も不安や恐怖と闘いながら
生活している人たちのために
この問題を考え、行動に移していきましょう。
ユニセフなど世界の衛生問題に
取り組む団体への寄付は
遠く離れた日本からでも簡単にできる支援です