Column

SDGs ⑪住み続けられるまちづくりを

2025年6月13日 環境問題のこと

都市は温室効果ガスの一大発生源です。

地球の土地面積のわずか3%しかない都市部が

温室効果ガスの70%を

排出しているといわれています。

国連広報センターの資料によると

2030 年までに世界の都市住民は

50億人に達すると予測されています。

しかも、その都市膨張の95%は
開発途上地域で起きるとみられています。

都市人口が増えれば

住宅不足や、人口増加による大気汚染

ゴミ処理などの問題がより顕著に表れます。

またこれから気候変動による

災害が深刻化していく中で

被害がより甚大になることが

予測されています。

特に人口の多い都市部は

避難者や被害者の数も多くなるため

今まで以上の対策が必要になります。

SDGs目標11

「住み続けられるまちづくりを」は

そのような背景のもとで制定されました。

目標実現のためには

都市の貧しい地域(スラム)の状況を改善し

女性や子供、ご年配の方、障がいのある方などの

ニーズを取り入れたまちづくりを実現していくことや

自然災害に遭ってもしなやかに復興できるような

持続可能で災害に強靭(レジリエンス)な

インフラを整備していくことが必要不可欠です。

そのために、私たちにできることは

自宅の電気を再エネにシフトしたり

移動手段を自転車に替えたり

ゴミ削減のために3Rを実践したり

コンポストを活用したりするなど
当たり前の生活習慣を見直していくことです。

できることはたくさんあるので
ぜひ、実践していきましょう!