Column

再エネ探訪 国産蓄電池

2024年3月25日 未来の資源とエネルギーのこと

地球沸騰の時代に入り
再生可能エネルギーの技術革新が急がれる中
再エネの安定的な供給を可能にする
蓄電技術が注目を集めています。
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太陽光・風力などの再生可能エネルギーは
自然状況に左右されるため
発電量のコントロールが難しく
また需要と供給のバランスが崩れると
停電などのトラブルを招く恐れがあります。

そうならないためにバックアップとして
火力や原子力発電で補っているのが日本の現状です 。

また日本は島国のため
発電量に過不足があった場合
隣国間で電気の融通を効かせることが
不可能な地理的条件も
再エネ普及の障壁となっています。
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そこで注目されるのが蓄電技術です。

発電した電気を貯めることができれば
たとえば日中使わなかった電気を蓄電して
夜間電力を賄うことも可能になります。

このように再エネの安定供給に貢献する蓄電池は
様々なメーカーから販売されています。

太陽光発電をされているご家庭で
すでに家庭用蓄電池を利用されている方もいらっしゃるかもしれません。
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そんな中、再エネの爆発的普及を目指し
大型蓄電池の販売等を行う
日本のスタートアップ企業 PowerX社が
船でクリーンな電気を運搬し
大陸間電気貿易を可能にするプロジェクトを発表しました。

実現すれば日本のような島国でも他国と
電気を交換しあえる時代が来るかもしれません。

この世界初の電気運搬船初号機は
2026年に出航予定とのこと。

このプロジェクトの今後の動向も
注視していきたいですね🌍

PowerX社の詳しい情はこちらから