アポ島はゼロウエイストアイランドなんです。
2024年4月5日 環境問題のこと
フィリピンのゼロ・ウェイスト島
アポ島をご存ですか?
ダイビングの名所としても知られ
ウミガメやサンゴが生息する
美しい海をもつアポ島は
海洋保護区域にも制定されている小さな島です🌴
そんなアポ島は
住民たちの努力によって2021年にフィリピン初の
ゼロ・ウェイスト島に認定されました。
🌱
アポ島でのゼロ・ウェイストの仕組みづくりは
✔︎分別のルールを整備する
✔︎資源回収施設を設置する
✔︎廃棄物作業員を配置する
✔︎コンポストを導入する
✔︎住民への教育を徹底する
ことによって実現されました。
🌱
人口1000人ほどの島には
資源回収施設が複数設置され
廃棄物を回収する専門の作業員も配置し
住民から資源を回収しているそうです。
ちなみに作業員たちの賃金は住民全員で負担しているのだとか。
🌱
また生分解できるゴミは
専用のコンポストがある場所に住民自らが捨てに行きます。
コンポストによってできた堆肥は学校や必要としている人に
無料で配布されるのだそうです。
🌱
そして最も力を入れたのが教育です。
子供たちに小さい頃から
正しい知識を教えるために
教員の整備から始めるという徹底ぶり。
🌱
しかしこれだけのことをしても
海を通じてプラスチックゴミは流れてきます。
アポ島の取り組みを
小さなコミュニティでの成功例にとどめず
世界中に広げていくことが大切です🌍